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―それ、子どもの頃からですか?
いや、中学になってから。小学生の頃はサッカーとか。中学で空手を3年間みっちりやって。

―若井さんが空手に惹かれたのって、どこなんですか?
やっぱ、あの極真の精神論がよかったんじゃないですか(笑)。あのストイックさが意外と僕には合ってたというか。中学のときに自分自身を鍛えたいという願望があって。で、始めたらはまっちゃったって感じですね。K1とかもなかったですから、当時はかなりマニアックな奴だったと思いますよ。
―誰かを見てそうなりたいって思ったの?
いや、単純に強くなりたいって思ったんですよね。漠然とそういう力を欲してたんじゃないですか。何かやりたいことを見つけなきゃなって思ったときにあったのが極真空手で。

―埼玉に落ち着いたのは幾つのときですか?
それが中学のときですね。それまでは、小学校も4箇所くらいは行きましたから。

―若井さんは集団に溶け込むのは得意なほうですか?
要領はいいかも(笑)。深くは、つきあわないけど。いちばん要領悪いのは音楽やってる時のような気がしますね。
―そんなに移動してると、子ども時代の記憶って散漫になったりしません?
いや、凄く小さい頃からありますよ。1〜2歳くらいからある。這いずり回って隣のうちまで行った記憶とか。あとから聞いたというんじゃなくて、親に確認してその記憶が正しかったって判ったという。
―記憶力いいですか。
いいと思いますね。
―失言しないようにしなきゃ(笑)。
いやいや(笑)。あと、一夜漬けとかは結構得意でしたよ。試験こなすのが巧かった。
―熱中してた空手をやめたのはどうしてですか?
怪我したんですよ。足の親指の骨を折っちゃって。高校入ってからも暫く続けてたんですけど、以前より踏ん張りがきかなくなって、ああ駄目だなっていうのが自分の中に出てきちゃって。一時は目標がなくなっちゃってどうしようかなと思ってましたね。その頃って、大会とか出稽古とかにも出ていていいところまで行ってたんですよ。で、同年代の強い子とかも見ていて。で、今やれないんだったら差がつくなと思って、だったら違うことを目指したほうがいいって思ったんですね。
―かなり冷静な中学生ですね。
そうですね。空手はそういうところがないと。そういう目は養われましたね。
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