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―では、自分にストックされているアプローチ方法を裏切られる感じですか。 |
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TOSHI: |
だいたい、「これはこう来るやろな」って予想はしてたりするんですけど、全然違うものが出てきたりするんですよ。「こう来たか!」みたいな(笑)でもそういう曲が残っていってる。逆にそれがないと消えていったりしますね。
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―今回どれくらい消えちゃったんですか? |
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―今回のアルバムは「Thanatos」以外は全部新曲ですよね。これはいつごろから準備してらしたんですか? |
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KENTARO: |
作りはじめたのは去年の秋くらいですね。でも、本腰入れてやりだしたのが年末くらい。それまではライヴをかなりやっていて、そっちに力入れてましたんで。ライヴが落ち着いた頃に合宿に行って。 |
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―合宿してから曲作りはじめるんですか? |
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TOSHI: |
各自アイデアは持っていくんですけど、作りはじめるのは合宿に入ってからですね。集中してやって、形にしていくという。 |
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―その方法でやっていって、他の人が持ってきたアイデアに対していつ自分のアプローチを考えるんですか? |
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KIBA: |
まあ……作りだしてからですね。特に僕の場合はそうです。合宿に入ってから具体的に考えます。今何を書きたいのかというところから始めて。普段は考えないんです。 |
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―偶発的に詞は出来ないと仰ってましたよね。 |
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KIBA: |
そうですね。書きたい内容が固まってから、それに合う言葉を考えていくんですけど。書きたい内容についてはそんなに困ることはないんです。自分の中から出していくしかないんで。それを言葉にするときに時間がかかって。実は今回のレコーディングが遅れた最大の理由は、圧倒的に歌詞が出来なかったからなんです。どういう形で書いていけばいいのかを考えるのに凄く時間がかかって。今までに何度か変化してきて、前作で何とか辿り着いた歌詞スタイルがあるんですけど、それと同じことはもうやりたくないんですね。新しいことをしたいんだけど、そのスタイルがどういうところにあるのか模索して、その模索に時間がかかりました。内容自体はその時々で出てくるんですけど、言葉の選び方で随分変わってしまうでしょう。前作までみたいな言葉の選び方はやれば出来るようになって、それをやっても自分で面白くないんですよね。 |
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―個人的に、今作におけるテーマ、或いはコンセプトというのはどういうものなんでしょう。 |
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KIBA: |
僕は単純に、これまでの自分とは変わりたいと思ってました。結論から言うと変わりきれなかったんですけど。新しい何かをしたいけど、それが何か解らない、その模索している様を表現してみようかと。だから自分としてはマイナス面もあるんですけど、そういう「迷い」みたいなものは表せたかなと。それしか出せなかったんで。まあ、新しいスタイルを見つけてしまったら、その模索している様は二度と出せないですよね。結果どこかで諦めて、迷っているものを表現したかなと。 |
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―そういわれると、思春期の香りがする詞もありますよね。 |
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―逆に思春期の人に向けて出しているような歌詞もありますし。 |
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KIBA: |
そうですね。そう思っていただいたなら、それでいいんですよ。大人になって何かになりたいんだけど、何になりたいのか判らない、それが思春期だと思うんで。歌詞に対して僕が持ってた迷いや悩みが、どこかで連動してそういうふうに感じるのかもしれませんね。 |
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―KATSUJIさんは如何ですか? |
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KATSUJI: |
今までやってきた自分だけじゃなくて、これから音楽をやっていく自分というのをイメージしてます。それまで積み重ねてきたものを、今の時点の自分として出して。例えばレコーディング中に思いついたことも、それをありのまま出そうと。格好よくなりたいとか、あんまり思わないんですよ。どちらかというと「自分」というものを如何に出すか、自分を納得させるドラムを叩けるかということが大事で。今までの自分を否定して何かを作ろうとは思わないんです。リズムって自分を出すということを考えると難しいんですけど、そこでどう自分を出すかがテーマですね。 |
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―ドラムの方が自分を出すという表現は、ある意味解りにくいと思うんですが。 |
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KATSUJI: |
そうですね。極端な話、リズムを刻むだけなら機械で出来るわけですよ。それを敢えて人間がやる意味っていうのが、叩く原点だと思うんです。人間には鼓動があって、自分が出しているリズムに、聴いている人が反応してくれるということが大事で。 |
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―前作と心理的に違ってきている部分はありますか? |
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KATSUJI: |
ある意味開き直りはあるかもしれないですね。悪い意味じゃなくて。自分は自分なんだって。その開き直りは感じてますね。 |
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―作曲を担当しておられるおふたりはどうですか。 |
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TOSHI: |
毎回、アルバムを作るときに「次はこういうアルバムを作ろう」って、みんなで話し合ってコンセプトを作るってことが、GARGOYLEの場合殆どないんですよ。今までにやったといえば、「Battle
Gargoyle」っていう激しい曲だけやるコンセプトのバンドでアルバム「武神」を作ったときくらいで。あとはその時々で出てくるものをやってきていたんです。今回もレコーディングに入る前に、こういうアルバムにしたいというようなことは自分では思ってなくて。今やりたいことを先ず出して、みんなのアイデアやセンスで形になったものを、よりよいものにしていきたいって感じです。個人的には前回の「獣道」っていうアルバムで、GARGOYLEの王道みたいなスタイルが出来上がった気がしたんですよ。では次のこのアルバムはどう云う方向に向かっていこうか?ってなったときに、基本は一緒だけど、自分自身の可能性をもっと拡げたいというか。GARGOYLEは確立されてきているけれども、自分自身はまだまだやなって。ベーススタイルもそうですし、TOSHIとしても……18年もやってるくせにね(笑)。そのキャパシティはまだまだ拡がる余地はある筈やと、作りだしてからどんどんそっちのほうに向かっていった気がしますね。今振り返ってみると。「獣道」から次へ行くときに、GARGOYLEとしてよりも、TOSHIとしてどう行くかがテーマになったというか。 |
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―TOSHIさん、普段どういう音楽を聴いてらっしゃるんですか? |
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TOSHI: |
音楽ね……割と聴かないんですけど(笑)。家で音楽聴くよりは映画観ていたりするような時間のほうが多いですね。音楽が嫌いって訳じゃないんですけどね、もちろん。でも最近街でよく耳にする音楽とか……これが流行ってるからいいね、とかいう聴き方はしたことがないですね。
でも、今回のレコーディング前は自分たちのアルバムを聴き直しました。それはどういう音が自分の中で「いい音」なのかを確かめるために聴き返すというか。勿論アルバム作ったときは、毎回これが最高の音だ!!
って思って作ってるんですけど、時間が経つとどうしても、もっとこうできたんじゃないか?みたいな事にもなるんで(笑)。だから、自分の変化&目標とする物は自分自身で見つけていかないとって。そういう意味では割と追求してみたつもりですけど。 |
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―GARGOYLEしか聴かない? |
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TOSHI: |
いや、普段はGARGOYLEも聴かない(笑)。普段はCDプレイヤー要らないくらいです。GARGOYLEを聴くのは、久しぶりにライヴでやる曲を覚えてないとき(笑)。もう150曲くらいあるんで。 |
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―音楽的なルーツって何でしょう。 |
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TOSHI: |
ん〜やっぱりジャパメタですね。自分はGARGOYLEは昭和世代のジャパメタバンドやとずっと思ってるんで(笑)。やりたいことをやってきたらこうなったって感じだと思うんです。こういう音楽(BGMが小田和正)は出来ないですね。自分の中にはこんなの普通には出てこないんで。 |
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―KENTAROさんは如何ですか? |
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KENTARO: |
前のアルバムから2年くらい空いてるんですけど、個人的にはそんなに空いている感じはないんですよ。その間もずっとライヴもやってたし。次の作品を作るのにそれだけの時間が必要だったのかというと、そういうことでもなかったと思うんですが……ただ、今回のアルバムはその2年間の糧があったから出来たわけで。いつも等身大というか、自分らが好きなことをやっていこうと思っているだけです。新しいスタイルを模索している人もいれば、僕なんかは毎回新たなものを入れていかないとと思うより、言い方悪いけど思い付きを大事にしているんですよ。最初に合宿に入る前にネタを毎回用意していくんですけど、今回は予め考えずに、合宿に入るときに何も持たずに行ったんです。ギタリストとして「こういうのがあるけど」って出すのもいいんですけど、今回は自分を追い込むというか、その瞬間に何が出てくるのかをやってみたくって。それで出来た曲も半分くらいあります。
今回は色んな要素が入ってきてるんですよ。それぞれがやりたいことをやって、出来たものなので。僕もまだどういうアルバムかを把握してない感じもしていますね(笑)。 |
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―皆さんそれぞれの思惑というかテーマがあって、それを摺り合わせていく作業というのは大変そうなんですけど、その方法論が最初からあるんですね。 |
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KENTARO: |
何が何でも歌詞に合わせるというわけでもないし、その逆もそうだし。ドラムがこう叩きたい、ならベースはベースで、ギターはギターでやっていくことで出来ることもあるし。 |
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―KIBAさんの煽るような歌詞にKENTAROさんの綺麗なソロがある、そのある種のズレがGARGOYLEらしさなのかなと思うんですが。 |
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KIBA: |
ズレを楽しんでるところはありますよね。こういう歌詞で、こういう曲でっていうときに、「嘘ぉ!」ってお互いに思ったり(笑)。それがKENTAROくんの答えならそれでいいし、僕の答えならそれでいいし。誰かがやりたいことをやるんじゃなくて、みんながやりたいことをやるというのがいちばん大切だと思うんです。 |
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| ―せっかくなので、1曲ずつコメントをいただきましょうか。「人間の条件」は歌詞が結構きついところを行ってますが。 |
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KIBA: |
そうですね。きついところに行こうかなと思って悩んだ曲です(笑)。今に対する不安感とか。もどかしさとか。 |
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KENTARO: |
今回のアルバムでいちばん最初に作りはじめて、いちばん最後に出来た曲なんですよ。作るごとに形が変わっていったというか。ギターソロも頑張ってる感じが出ているんじゃないかと。 |
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KATSUJI: |
のりやすいことを一番に考えてます。だからギミックはないですね。強い流れが出てると思います。 |
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| ―「IKUSA」はどうでしょう。 |
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KATSUJI: |
これは逆に新しい感じを入れてみようと思って叩いてます。 |
| TOSHI: |
リズムの取り方が細かいんでそれをしっかり出そうと考えてやってます。 |
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KENTARO: |
これはリズムを半分にして、今までと違ったノリが出せないかって作った曲ですね。 |
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TOSHI: |
この曲はギターとベースのユニゾンのスピード感がすべてかなと。 |
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KIBA: |
自分的には負ければすべて失うのかなって、そういうことを考えて書いてます。次があるからいいや、ではなくて、毎回を克服していかないとって。 |
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| ―「騒乱節」は「GARGOYLEらしい」と言われる感じがしますが。 |
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KIBA: |
そうですね。まあ、こういうことを正直にやるばかな人はいないっていう感じでしょうか(笑)。 |
| TOSHI: |
最初作る時にAメロとか掛け合いでがちゃがちゃした感じを狙ってて……で、そうKIBAには伝えて作ったんですけど、歌詞も含めて良い感じで方向がマッチした感じですね。 |
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KENTARO: |
ギターは凄くシンプルにしました。ノリが命の曲なので。 |
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| ―「絶対性理論」、これは80年代ジャパメタのにおいがするポップチューンだなと思うんですけど。 |
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KIBA: |
色んな音が入ってるし、言葉遊びもしてますしね。今までもやってたけど、それをもっと判りやすくできないかと。 |
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TOSHI: |
これは歌詞が先で。それに合わせてKENTAROが作りこんでいった曲ですね。 |
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KENTARO: |
曲調は近いんですけど、結局全然違う曲になりました。オーソドックスなロックになったかなと。 |
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| ―5曲目(「1.618」)、これはなんと読むんですか。 |
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KIBA: |
いや、どう読んでもいいんですけど(笑)。1:1.618って黄金比率なんです。あらゆるもので最も美しいとされる比率ですね。 |
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| ―KIBAさんは掛け合い部分については韻を踏みますよね。 |
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KIBA: |
それだけに拘ってはいないんですけど、やはり耳に残ると思うので。 |
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| ―「時代を知らない子供達」、これは吃驚しました。 |
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KENTARO: |
最初は激しい曲調だったんですけど、歌詞が出来てから変わりましたね。 |
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| ―こういう曲調のものは今までに作ってらしたんですか? |
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| KIBA: |
ないですね。 |
| TOSHI: |
自分らの中では似たタイプのもの……というかこういうしっとりとした曲も作ってきたつもりなんですけど、ここまで歌詞も曲もこっちの方向に向いたものはなかった気がしますね。 |
| KENTARO: |
素朴な曲を作りたかったんですよね。音を歪ませたりもしないで。新鮮でいいんちゃうかなと。 |
| KIBA: |
以前「失われた時代」という曲を作って、そのときの少年と少女が5年くらいの時間を経て生きていたらこういうふうになってたんじゃないかなと考えながら書きました。 |
| KATSUJI: |
僕はドラムが溶け込むように叩きました。こういう曲好きなんですよ。 |
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| ―「come
into flower」、これも個人的に気になる曲だったんですが。 |
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| KIBA: |
これ、僕は歌ってません。TOSHIくんとKENTAROくんが。以前にもKENTAROくんが歌ってる曲はあったんですけど。でも、最初からそのために作った曲ではないです。 |
| TOSHI: |
こういうストレートな、今までのGARGOYLEとは違った曲を作ってみたら、「歌ってください」って(笑)。 |
| KIBA: |
これ、輪唱にしたら面白いなと思って。でも僕は声に特徴があるんで、ふたりがイーブンでやったら面白さが出るんじゃないかなと。で、ふたりで歌うならって歌詞を書き直しました。 |
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| ―これ、凝ってますよね。ライヴでやるのは難しそうですが。 |
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| KIBA: |
いや、やってもらいます(笑)。 |
| TOSHI: |
自分で歌う事考えて作って無いんでライヴで再現するのはかなり難しいとは思うんですけど(笑)。面白そうだったら取り敢えずやってみようかというのがGARGOYLEのスタンスなんで。 |
| KIBA: |
自分が歌わなかったことで、より僕らしい部分も出てきてると思います。 |
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| ―「SPARK」これはまた"らしい"感じで。 |
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| KENTARO: |
これは先に詞があって、それに合わせて曲を作っていったんです。 |
| TOSHI: |
これはもうGARGOYLEの得意分野って感じですね。 |
| KATSUJI: |
でも、全体像が新鮮な仕上がりになったと思います。 |
| KIBA: |
これは、僕が今回やろうとしたことが色濃く出ていますね。 |
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| ―この曲は現在のGARGOYLEの名刺っぽい感じがしますけど。「ざまあみろ」みたいな(一同笑)。 |
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| KENTARO: |
特に意識はしてないですけど。前にも話したように、アルバムひとつに対してもメンバー間で全然持っている印象が違うと思うんですよ。だからそう感じたのならそれも正解だと思います。毎回作りはじめるときはイメージが判らないじゃないですか。それが作っていく過程で見えてくるというか。今回は、それぞれが思ったまんまで進んでいって、それが面白い形で出てきたと思います。 |
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| ―「旅の道化師」はかなり前向きな歌詞ですね。 |
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| KIBA: |
そうですね。格好よくなくていいから、主役じゃなくていいから、それでも自分の人生で舞台に立つということが大切なんじゃないかなという。 |
| TOSHI: |
リズム的には派手なところはないですけど、ライヴでこのリズム隊でしか出せないグルーヴってあると思うんですよ。それを意識して作った曲ですね。 |
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| ―「Thanatos」、これは映像が甦ってしまいました(笑)。 |
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| TOSHI: |
これは何も弄ってないですね。作ったときから今回のアルバムには入れようと思ってたんで。自分らの中では割と古い曲になってます。 |
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| ―「楽園に死す」、これは歌詞が凄いなと。ラヴソングのような感じもします。 |
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| KIBA: |
そうですか。あまりラヴソングは書かないですね。厭なわけではなくて他に書きたいことが沢山あるので。 |
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| ―KIBAさんの全開のラヴソングっていうのも一度聴いてみたいですね。 |
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| KIBA: |
書くほど恋愛をしてません(笑)。 |
| KENTARO: |
サビが転調してたり、今までやってなかった、やれなかったことが出来た気がします。ライヴでどんな反応があるのか楽しみです。 |
| TOSHI: |
僕の中ではいちばんオーソドックスなジャパニーズ・ヘヴィ・メタルですね。やってて気持ちいいですね。実はプレイは結構難しいんですけど(笑)。 |
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| ―ところで、アルバムのタイトル「龍風」、これは造語ですか。 |
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| KIBA: |
そうです。これから先に何かが待ってる予感を出したかったんですよね。前作は今いる場所を表しているとすれば、これはこれからのGARGOYLEを表現しているんです。 |
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