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―なんで「marmite」
なんですか? |
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Osawa : |
世界一マズイものじゃないですか?
嫌いな人もいるらしいですけど、イギリス人は食べているじゃないですか。最初はマズイっていう認識はあるけど、家にあるからって食べているうちにクセになっていく。そういうマズイものほどクセになるみたいな。
3ピースバンドって元々出来るものって限られているじゃないですか。そういうなかでカオスが必ず出来ちゃうっていうか。無茶苦茶やってナンボみたいな。ある程度の決まりはあるけど、その中で各自泳がしておいて。でも基本的に歌っていうのがあって。曲ごとにその世界観があって。
でもサウンドはmarmiteだけのもの。っていうのが必ずしもおいしいものだけじゃないんじゃないかなと。創作料理的なものだと思うんですね、音楽って。だからマズイものほどクセになる=marmite。 |
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―とっつきにくいけど実は・・・、みたいなことですか。 |
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Osawa : |
そうですね。曲の中に一箇所は落としどころを作るようにしてます。 |
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Onodera : |
例えて言うなら、イギリスのバンドがスルメってつけたようなもん。噛めば噛むほどクセになるっていう。 |
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Osawa : |
なるほどね。 |
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―marmiteって、一見黒くてチョコレートみたいですよね。 |
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―食べたんですか?
お二方も? |
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Osawa : |
食べましたよ。 |
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Onodera : |
冷蔵庫に2年くらい入ってますよ。 |
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Osawa : |
それは本気で腐ってると思うよ。ほんのちょっとつけて食べる感じなんですよ。ドカーってつけると、もうえらいことになっちゃうんで。 |
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Onodera : |
魚を腐らせた系の匂い。 |
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―そうなんですか。/font> |
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Nakamura: |
ダメでした。 |
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Osawa : |
俺も。全然クセになんない。 |
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―それじゃあダメじゃないですか(笑)。 |
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Nakamura: |
まずいもんはまずいって(笑)。 |
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Onodera: |
俺入った時もうバンド名決まってたもんね。 |
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Osawa : |
そうかもね。前にやっていたバンドが解散することになって作ったバンドがこれなんですよ。ちょっと端折りすぎましたね(笑)。 |
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Onodera : |
2人でやろうかっていうところに俺が後から入って3人で始めたんだよね。 |
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―お2人と小野寺さんはお知り合いだったんですか? |
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―じゃあどういう経緯なんですか? |
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Osawa : |
Yasuoさんのドラムテクニシャンから紹介されたんです。 |
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Onodera : |
彼が以前俺のやっていたバンドのドラムテクニシャンで、「探しているからやってみない?」
って。 |
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Nakamura: |
まずは呑んだんです。 |
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―それは大事ですね(笑)。 |
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| Osawa
: |
「呑める奴にしよう」って。呑めなきゃダメって。 |
| Onodera
: |
そんな話は初めて聞いたよ。 |
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―(笑)。 |
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Onodera : |
「呑みましょう」っていうのは俺からじゃなかったっけ? |
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Osawa : |
最初に会って、スタジオ入って。それで「しかも呑めるんでしょう?」って。 |
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Onodera : |
「呑めるんでしょう?」の後付で、「ベース弾けるんでしょう?」って。 |
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―そっちが先なんですか(笑)。 |
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Osawa : |
呑みに行って、「ベースやってんだって?」って(笑)。まずは呑んで確認し合うっていうのが大事ですよ。曲を持ってってセッションしながら、これはどう弾くって形でやってって。 |
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―それはいつ頃の話なんですか? |
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Osawa : |
もう2年前ですね。結成が2003年で、5月に初ライブやりました。最初に3人でやった時は人のバックだったんですよ。Club
Asiaでサポートをやったんです。 |
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Nakamura: |
そうだ。忘れてた。 |
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Osawa : |
そのライブを経て、2日連続でライブやったんですよ。最初がまたClub
Asiaで、2日目が高田馬場なんたら祭りってやつに出たんですよ。後ろにガーッて提灯背負って。 |
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Onodera : |
サンバカーニバルの前夜祭で。 |
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Osawa : |
それからは渋谷とか下北でライブやってますね。 |
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―最初から3ピースでやろうと思ってたんですか? |
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Osawa : |
そうですね。個人的なことだと、あんまり人数を増やしたくなかったっていうのがあるんですね。自由度を高くしていきたいっていうか。あんまりいっぱい人いると決まりごとが多くなるじゃないですか。サウンド的にも、4人とか5人とかいると自分の音を削っていかなくてはならないじゃないですか。
そういうものではなくて、もっとドーンとやっていこうと。ギターなんか抜けた時には物凄い寂しくなるわけじゃないですか、3人でやったら。 |
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―そうですね。 |
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Osawa : |
忙しい方が好きですね(笑)。 |
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Nakamura: |
大人数で芝居やっても、必ずメンバーに1つの役が当てはまる訳ではないじゃないですか。 |
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―その他大勢になっちゃいますね。 |
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Nakamura: |
人がいっぱいいるとその人それぞれに役をあげないといけなくなっちゃうんで、その分自由度が減るっていうか。 |
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―毎回いなきゃいけない人でなくなってしまうということですかね。 |
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―3人だと1人抜けると大きいですもんね。 |
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Osawa : |
音楽の3大要素の必要最小限でやる。FOEっていうバンドがあるんですよ。そういうバンドを手本にしてるところがあるんですよ。
それも3ピースで。3人でやっているけど3人以上の音を出そうと思ってやってます。 |
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Onodera : |
束縛されるのが嫌いみたいです。 |
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―音の上でですか? |
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Onodera : |
そうですね。やっていくうちに段々決まってくるんですけどね。やればやるだけ。 |
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Nakamura: |
でもはみ出てくるよね。 |
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Onodera : |
はみ出てても大丈夫、みたいなね。この人とか毎回違うリズムですよ。パターンは決まってますけど。 |
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Nakamura: |
あんまり覚えてないだけだよ。 |
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―え? インプロビゼーションですか?? |
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Osawa : |
そうですね、脳内インプロビゼーションですね。 |
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Nakamura: |
個人的に言えば、次はこれで次はこれでって考えながらやるのが好きじゃないんですよ。ディナーショーとかでやったことあるんですけど、次はこの展開、この展開って考えながらやんなきゃいけなくって。そういうのが凄いつまんないんですよ。好きじゃなくって。曲に入り込めないじゃないですか。そこの部分に違う自分がいる、みたいな。そっちの方ではやりたくないんですよ。バンドをやっていると自分を俯瞰で見てたりしますよね。ライブだと特にそういう感じで。あまり次のこと考えてないし。よく曲の最後とか間違えるんですけど。 |
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―周りは大変ですね(笑) |
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Onodera : |
「やっべー!」
っていうのもたまにありますけど、それがかっこよくハマった時は「やった!」
みたいな。 |
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―曲や詩はOsawaさんが書いてるんですか? |
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Osawa : |
そうですね。最初の頃は1人でやってたんですけど、酒の呑み過ぎがたたってか、段々1人では書けなくなってきて、最近はHirokiさんも書いてきてくれるようなったんです。基本的にはジャムセッションでやっていく感じなんで、たたき台は俺かHirokiさんが持ってきて、それを再構築していくんです。 |
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―その時点では詩はのってないんですか? |
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Osawa : |
最近は詩がないことが多いですね。 |
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Onodera : |
早い時は2回目くらいに詩が出来てるよね。最初からイメージはあると思うんだけど。 |
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―リハで音を録って聴きながら書くんですか? |
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―凄いですね。 |
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Osawa : |
結構2人はすぐ忘れるんですよ。覚えとけよって思うんですけど。僕は脳インプット率高いですよ。 |
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―よく覚えられますね。 |
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Osawa : |
コード進行とかはよく忘れちゃうんですよ。 |
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Onodera : |
ほんとよく忘れるよね、自分で言っちゃうけど。先週やったこと覚えてないんですよ。 |
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―リハだけで曲を覚えてしまうって凄いですよ。 |
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Osawa : |
料理もレシピはあまり見ないほうですね。 |
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―こんな感じーで作れるってことですか? |
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Osawa : |
最終的な味がどういうものだったかを覚えておいて、それに書くっていう感じです。理にかなってますよね。 |
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―今回のアルバム「記憶の箱」
が1stアルバムですよね? |
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Osawa : |
そうですね。レコーディングはYasuoさんの実家でやったんですよ。 |
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―ご実家にスタジオがあるんですか? |
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Onodera : |
お父さんがペンションを経営してるんですよ。ちょうどシーズンオフだったんで、そこに行って、ラウンジにドカーンとセッティングしてやったんですよ。 |
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―凄いですね。まさに合宿じゃないですか。 |
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Osawa : |
ペンションの目の前が森になっていて、お母さんがそこで取った山菜を天ぷらにしてくれて。「いやー、うまい」
とか「こんなに幸せでいいのか」 とか言いながら、テイクが決まんないみたいなね(笑)。そうやって録った6曲と、オムニバスに参加要請があって別のスタジオで録った2曲の全8曲で出しました。 |
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―アルバムタイトルの「記憶の箱」
はどういった意味なんですか。 |
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Osawa : |
アルバムの中に入っている曲のタイトルなんです。「記憶の箱」
という曲が元々あって、それが出発点的なんで。ライブをやる時の一発目になるような曲を書きたいって作った曲なんです。宣誓っ!みたいな感じで、一曲目にバシっと決めたい曲で。最近は後にやったりもするけど。 |
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―バンドが始まった時からある曲なんですか? |
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Osawa : |
そうですね。 |
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Onodera : |
ちなみに俺はこの曲の1コーラスだけを聴いて、このバンドやろう! って決めたの。 |
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Osawa : |
だからこの曲が出発点的曲なんです。っていう打ち合わせをさっきしたんです。 |
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一同 : |
(笑)。 |
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―浅野さんは北目さんが持ってきた作品に対してどんなアプローチをするですか? |
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Osawa : |
今回は音源出したんで、その音源をもってライブに望めればと思ってます。出来ればフェスものに出たいです、野外限定で。 |
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―苗場の方ですか? |
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Osawa : |
とか北海道とか京都とか。色々ありますよね。国外へ活躍の場を広げたいとかっていう野望はないんで、とにかく3人で出来ることを追求しつつ。でも、たまにもう1人いてもいいかなとか思ったりして。 |
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―それは誰ですか(笑)。 |
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Osawa : |
音が鳴っちゃう時があって。もう1本ギターとかオルガンとか。そういうのがサポート的にいてくれたらもっと音楽の幅が広がるかなーって。それも含めて基本的にライブでやっていければ。そういう年のとり方、枯れ方をしていければなーって。 |
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―Onoderaさんは? |
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Onodera : |
2年間続けて、やっとこの人達が判ってきたような気もするんで、例えば30年とか続けばいいんじゃないんですかね。それに結果がついてくれば勿論いいし。3人でしか出せない音にこだわれるんだったら、ずっとそういう音をひたすら出し続けられるバンドで。ただ人間だから音は変わっていくと思うんですけどね。普遍的ではあるけど、出ている音はやっぱmarmiteだねっていうのがどっかにあればいいなって感じですか。 |
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―Nakamuraさんはいかがですか? |
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Nakamura: |
難しい質問ですね。あるっちゃあるけど、ないっちゃないし。枯れるっていうのはいい言葉ですね。若い時ってギラギラしてるじゃないですか。30とか過ぎると鼻毛とかが白くなってきて(笑)
、体から枯れが見えてくるんですよ。いい枯れ方ってあると思うんですよ。いい枯れ方っていうのは後悔しないって感じになると思うんで、そうなればいいなと思ってます。 |
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―他にもあります? |
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Osawa : |
これからのミュージシャンがやらなきゃいけないってことがわかったんですよ。自分らでやっている音楽を自分の為にやってるってよく言うじゃないですか。それは間違いじゃないんですけど、自分がやるべきことはちょっと違うなって。自分の為の音楽じゃなくて、他人の為の音楽をやらないとだめだなって。 |
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―それは聴いてくれる人がいることを前提に曲を作るってことですか? |
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Osawa : |
自分の体験談みたいな音楽は、観賞に浸っているような音楽は今までに十分いい曲があるんで、そういう曲をカバーすればいいじゃんて思うんですよ。皆の音楽っていうか、自分の為にってよりは誰かの為に書いた方が残っていくんだなって。何々賛歌じゃないですけど。うちにも「しぐれ賛歌」
って曲があるんですけど。やっぱ皆1人で生きている訳じゃないし、誰かとつながって生きているじゃないですか。そういう橋渡し的な音楽だと思います、これから必要なのは。時代と時代をつないでいく、中島みゆき的な(笑)。例えば歌詞だったりメロディーだったり、普遍的なものが残っていくんじゃないかなと。そういうものを作っていきたいなと思いますね。 |
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