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―そ、そうなんですか? |
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一同: |
いやいやいや、お前なんてことを(各種つっこみが集中。にぎやかすぎてテープ起こし不可能…。)。KEMONOだから。ケダモノだから(笑)。 |
| KEMONO: |
共通するのが下ネタだけ。 |
| C.D
MIKEY: |
失敬だな(笑)。話すこと全部「ピーピーピー」かよ! |
| ARASHi: |
インタビューの真面目な話が全部おかしくなっちゃうよ(笑)。 |
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―さきほど、「ケダモノ」発言がありましたが、KEMONOさんをはじめとして、皆さんの名前も面白いですよね。 |
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IKEMONO: |
獣は「神」の意味です。 |
| C.D
MIKEY: |
いや、ケダモノなんですよ(笑)。 |
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―MIKEYさんはなんで? |
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C.D MIKEY: |
中学の頃からのあだ名なんですよね。当時拳法部にいたんですけれども、マイクタイソンに似ていると言われていて、最初タイソンと呼ばれていて、それがマイクになって、マイキーになりましたね。で、バンド始める時に芸名を考えることになって。C.Dはよくラジオネームで使っていた「電脳ドラマー」を英語にして略したものですね。
今の悩みとしては「マイキー」を「ミッキー」と読み間違えられて困ってまーーーす!! |
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―すみません。私も今日会うなり「ミッキーさん」と言ってしまいましたね(笑)。えーと、ではT.Tさんは? |
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T.T: |
えー…イニシャルです。 |
| 一同: |
短けー(笑)。 |
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―ARASHiさんは? |
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―それでは、それぞれの音楽を始めたきっかけなどをお聞きしたいんですけれども。 |
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KEMONO: |
中学のときの先輩が、文化祭でライブしてて、それを見てやってみようかな、と思って。高校入ってから当時の流行りもののJ-POPをいろいろコピーしてましたね。で、そこからオリジナルへ。 |
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C.D MIKEY: |
俺はDEEP
PURPLEで入ったんですよね。「Live in
Japan」というアルバムを高校卒業する直前に聴いて、こんなすごいものがあるんだ、という感じで。で、大学入ってから、バンドのサークルに入って1からドラムを始めたのがきっかけです。
尊敬するドラマーはやっぱりイアン・ペイスですね。ただ始めてみたらイアン・ペイスの繊細さとはどんどんかけ離れていったんですけれども(笑)。今だと、コージー・パウエルですかね、存在感のあるドラミングと佇まいが欲しい、と思ってます。 |
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―割とLΛQUEで聴いていると、ハイハットをかっちりしめてタイトなドラミングをしてますよね。コージー・パウエルのイメージとちょっと違うなと思ったんですけど。 |
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C.D MIKEY: |
LΛQUEに入る前はまさにコージーそのまんまみたいな感じでしたね。LΛQUEに入ってドラミングの多様性を求められるようになって、それを個人的に追求していって今のスタイルになってきましたね。求められているのが、ルーズよりタイトなドラミングという感じなので。どちらも出来るのは強みではありますね。曲によっては昔のスタイルでどっかんどっかん叩いてます。 |
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―では、T.Tさんの音楽を始めたきっかけは? |
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T.T: |
小さい頃からエレクトーンをやっていたんですけど、中学生くらいの頃、姉が聴いていたジャーニーとか、そういうCDを拝借して聴くようになって、ギターのサウンドというのに興味を持つようになったんです。ギターを始めてからはハードロック一辺倒でしたね。リスペクトミュージシャンはランディ・ローズです。まぁ、これはスタイルが近いとかいうわけではないんですけれども、いや、でも皆さんの想像通りかもしれないんですけど(笑)。あと、すごく好きなのは、スティーブ・スティーブンスです。これはLΛQUEをやっているうえでは、かなり意識をしているかな。 |
| ARASHi: |
へぇ〜。 |
| C.D
MIKEY: |
へぇ〜。 |
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―T.Tさんのギターの特徴といったら、ピッキングハーモニクスとか大きいと思うんですけど、そのへんってランディ・ローズの影響はあったりしますか? |
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T.T: |
そうですね。やっぱり好きなギタリストっていうのは鋭いサウンドを持っているギタリストで、その鋭い音の要素のひとつとして使ってます。 |
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―では、ARASHiさんの音楽を始めたきっかけは? |
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ARASHi: |
バンドのきっかけは中学の一年生の頃にボーカルで誘われて、もうライブも決まっていて、渡されたMDを覚えて歌ったのが最初ですね。で、そのままずるずるとやってました。当初はその時聴いていた音楽のボーカルに合わせていたので、その時々のボーカリストを意識していましたね。今でも、いいなというボーカリストはいっぱいいますけど、リスペクト、というほど尊敬してるかどうか、っていうと、そういう個人は今はいないですね。 |
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―ほとんど作詞・作曲ARASHiさんですよね。どの程度まで作ってスタジオに持っていくんですか? |
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ARASHi: |
曲によってずいぶん変わるんですけど……、でもここ最近の2曲くらいはアレンジはメンバーまかせで安心してやってもらってます。それまではかなり固めてから持っていってましたね。最初、メロディを打ち込んで、簡単なドラムを打ち込んで。今は、メンバーとはネットでやりとりしちゃっているんですよ。スタジオで合わすっていうのは最終的な段階ですね。 |
| T.T: |
スタジオの前にある程度仕上がってる。 |
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―え? じゃあ、ネットで音源が行き交っている状態ですか? |
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―なんかすごいですね。時代の流れを感じますね(笑)。 |
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C.D MIKEY: |
だから忙しくてパソコンを開かない日とかあると、「さっさと聴け!」って苦情が来たりしますからね(笑)。 |
| ARASHi: |
ギターのフレーズとかもね、今はもうリアルタイムでやりとりができるじゃないですか。チャットもあるし、声も聞かせられるし、カメラでも写せるんで、最近はT.Tにネットで、ヘッドフォンしてマイクつけて口で「こんな感じで」って歌ってギターのフレーズにしてもらうとか。コードネームが分からない時があれば、弾いているところを写して「こういうコードだよ」とか、やってますね。 |
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―テレビ電話状態ですね。 |
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ARASHi: |
あぁ、そうですね。まさに。 |
| KEMONO: |
だから寝るとバレるんですよ(一同爆笑)。 |
| C.D
MIKEY: |
リアルタイムだから、一人だけ文字が返ってこない、みたいな(笑)。 |
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―コイツ寝たな、みたいな(笑)。 |
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―でも、なんかスゴイですよね。昔みたいにいちいち音源をメンバーに配らなくていいんですね。 |
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ARASHi: |
スゴイですよ。ものすごい楽ですよ。昔はバイク飛ばして渡しに行ったりとか、郵送したりとかありましたけど、今はめちゃくちゃ早いですよ。 |
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―そんなにサイバーなバンドなんですね(笑)。 |
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C.D MIKEY: |
まさにサイバー・ドラマー(C.D)ですよ。 |
| ARASHi: |
かなり駆使はしてるよね。 |
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―スタジオでセッションして作るとかはないんですか? |
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ARASHi: |
それはやったことがないですね。歴史の中でも経験がないです。 |
| C.D
MIKEY: |
メンバー個人個人が忙しい連中なので、なかなか4人が集まる機会というのも毎週のスタジオ以外は作れないんですよ。だからネットとかメール経由で音源のやりとりが出来るのはすごく楽なんですよ。集まった時には「じゃあ、やろうか」という状態になっているほうが、進行も早いし、有意義にスタジオでの時間を使えますからね。 |
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―そうなると出来上がってみて、ARASHiさん的に「意外だ」ということも? |
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ARASHi: |
ああ、ありますね。「うわ、こんなことができるんだ」と思うこともありますよね。特にT.Tは、それを今までひた隠しにしてきたんで(笑)。 |
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T.T: |
いやいやいや(笑)。 |
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ARASHi: |
いろんな技を隠していたんですよね。「アレンジ、そんなに出来るんならやってよ!」ていうくらい。 |
| T.T: |
あのー、そうではなくて。みんなでアイデアを持ってくるじゃないですか。その中で、こういうベースラインを作ってきた、とか、ドラムのリズムパターンをつくってきた、とかしていく中で、そういうのに触発されて弾かされているという感じがありますね。だから別にひた隠しにしていたわけではなくて、新たなイメージというのが湧いてきて、今までやったことのないことが出来たりだとかはあります。 |
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―隠していた訳ではなくて、自然発生的に。 |
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T.T: |
自然発生的に。……ということにしておいて下さい(一同笑)。 |
| ARASHi: |
あ、じゃあ自分でも初めて試みるスキルが入っていたりするんだ? |
| T.T: |
そうそう。イメージでは頭の中にあっても実際にやったことはなかったりだとか、本当に「曲に弾かされている感じ」で新たなものが出てくる。だから逆に、まんまストレートなハードロックをやっているバンドの中だったら、こういうことは起きないと思いますね。 |
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―では、楽曲を作るうえで心がけていることってありますか? |
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ARASHi: |
まず、メロディや構成を考える時に、「あ、いいメロだな」というのが思い浮かんでも、「でもこういうのは誰かがやるな」もしくは「似たようなのはあるな」と思ったら、絶対使わないですね。このバンドでしか出来ないな、とか、自分でしか歌えないな、っていうところしか使わないんで、メロディはいっぱい思いついても、どんどん捨てられていくんです。構成にしても、まぁ、マイナス面に出てきちゃうこともあるんですけど、……例えば複雑で分かりづらいとか……、でも「先が読める」曲にならないように考えていますね。先が読める曲の聞きやすさや気持ちよさっていうのはあると思うんですけど、やっぱりあきられやすいと思うし、歌い甲斐がないので、自分が歌って歌い甲斐のある曲を作っていますね。歌詞も同じです。誰かがやっているものや誰かに似合いそうなものはやらないです。 |
| T.T: |
そうですね……。今言った通り、ARASHiが作ってくる曲っていうのは確固たる自分というものがあると思うんですね。さらっと聞き流せるものだったり、人が既にやっているような曲っていうのは僕も絶対にやりたくないので、そういう中で自分らしさというのをアピールできればいいんじゃないかと。あとはやっぱりプレイして楽しい、っていうことですよね。弾きがいがある、プレイしがいがある、っていう音楽ですよね。それこそが「音楽」だと思うんですけれども。 |
| C.D
MIKEY: |
自分が気をつけるのは、邪魔をしない、ということなんですよね。いくらいいメロディ、いいボーカルがあったとしても、うしろがドカドカ叩いてたら台無しになっちゃうし、昔の俺にはそういう傾向があったんだけれども、今は思い直して、やっぱりドラムっていうのは縁の下の力持ち的な基盤なので、その上にのっているものを殺さず、より良く生かす、ということを心がけていますね。その上で、イアン・ペイスやコージー・パウエルのプレイのような、聴いている側がすごいなと思えるようなドラミングをすることを目指していますね。 |
| KEMONO: |
えー……心がける、っていうか、ほんとに普通の曲を作るとすぐボツになるんでー……(一同笑)。 |
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―そうなんですか? |
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KEMONO: |
(メンバーにむかって)そうじゃないですか? |
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―じゃあ、ベースライン作った時点でボツみたいな? |
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ARASHi: |
いや、コイツね、何がおかしいって、「今回は誰々風なものを作ってみました」とか言ってくるんですよ。「誰々」じゃあダメじゃないですか(一同笑)。そんなことを言っている時点で、「ダメ」じゃないですか(笑)。 |
| C.D
MIKEY: |
うん、おかしい(笑)。 |
| T.T: |
言わなきゃいいのに(笑)。 |
| ARASHi: |
聴きもしないときありますよ。 |
| KEMONO: |
聴いて下さいよ。 |
| ARASHi: |
聴く気しねえよ(笑)。 |
| C.D
MIKEY: |
「なになにっぽくしてみました」とか言っている時点で、ねぇ(笑)。 |
| KEMONO: |
結構もう変な曲が多いから(笑)、やろうと思えばいくらでも変になれるし、逆にシンプルに固めようと思えばシンプルなロックにも出来ちゃうし、そういう中でベースラインのモチーフが、メロを聴いた時点でどんなのが合うかな、と。これまで弾いてきたものを思い浮かべ、こんな感じかな、って。パクリはしてないんですけど。いや、バレないように(笑)。 |
| ARASHi: |
自分でバラしてんじゃねえか。 |
| C.D
MIKEY: |
もぉ〜(笑) |
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―では、LΛQUEを知らない人に説明するとしたら、LΛQUEはどんなバンドでしょう? |
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KEMONO: |
それが一番難しいですよね。うまく一言では表せない。前も売り文句みたいなものを考えよう、としていたんですけれど……難しいですよね。難しいですけれど……ギターが上手いバンドです(笑)。と言えば伝わりやすいんじゃないですか(笑)。 |
| 一同: |
そこかよ(笑)。 |
| ARASHi: |
いきなりオチをつけちゃたよ(笑)。 |
| C.D
MIKEY: |
しょーがねーなぁ(笑)。俺は、LΛQUEに関してはイレギュラーの一言に尽きると思うんですね。やっぱりメロディに関しても、アレンジに関しても、他にないものをウチらはやっているという気概があるわけで。さっきARASHiも言っていたけれど「これはなになに風だな」とか思えない曲の集合体がLΛQUEなわけで、だから聴いた人がまずは「なんだコレは?」とハテナがつくバンドでありたい。で、聴いていくうちに「?」が「!」に変わるという、そういうバンドでありたい。あるべきだ! あらしてくれ!!(一同笑) |
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―では、最後に。読者に一言言うとしたら? |
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ARASHi: |
運命を感じた人だけ聴いてくれ! 運命です。とにかく今までの経験からいくと、ハマってくれている人って、最初に何かを感じてくれた人が多いので。 |
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