ミュージックウェブマガジンばんび
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寺田恵子  ( SHOW-YA )
Interview 1/2   Crossroad of 27
 バンド活動、そしてSHOW-YA加入へ

―でも、高校のときにはバンド活動をやってらっしゃったんですよね?

やった。高校2年のときに学園祭とかあるでしょ? 高校に入って最初に芸術系の選択科目があるじゃない。音楽と美術と書道と。で、音楽を選択をしたんだけど、そうすると人前で歌ったりするじゃないですか。それを聞きつけて「バンドのヴォーカルになってくれないか」って。で、条件として「歌ってあげてもいいけど、楽曲は私は選ぶ」って凄く高びーなこと言って(笑)。で、入ったのが16歳のとき。

―で、カルメン・マキさんとか歌ってらしたんですか。

そう、マキさんのコピー以外はやらないって(笑)。

―それは楽器隊の方々も大変でしたね。

ねえ? よくやったと思って。大所帯バンドだったけど。

―初めてバンド従えて歌ったときって如何でした?

全然違うよね。先ず音圧が違うでしょ。うわ、うるさいって思って。でもうるさいのが心地いいって。だから暫くそのバンドで活動して、各々のお友だちバンドが集まってコンサートしたりとか。それが凄い楽しかった。みんなで喫茶店でお茶しながらあーだこーだって話してたり。それが楽しかったんだよね。

―SHOW-YAに入られたのもまだ高校生のときですよね?

うん、そのバンドの練習を見てた楽器屋の店長が、SHOW-YAの前身にあたるバンドがあって、そこのヴォーカルを探してるからって、「いいヴォーカルがいるから電話してあげるよ」って。で、電話をもらって、「女バンドなんだけど、そこでヴォーカルやらない?」って。

―それは組んだばかりのバンドだったんですか?

いや、違うと思う。高校のときに組んだバンドだっていうから、3年くらいはやってたんじゃないかな。で、私は3回断ったんじゃないかな(笑)。

―どうして断ったんですか?

女バンドが嫌いだったから(笑)。陰険なイメージがあって。こういうルックスだからさ、子どもの頃に年上に苛められるわけじゃない(笑)、「生意気だ」って。そのバンドもみんな年上だって聞いて、絶対に苛められるって思ってて。

―でも、結局は加入することになって。

そう。


―根負けしちゃったんですか?

何回も店長から電話かかってきて。「1回でいいからスタジオ来てよ」って言われて、断れないなーって。で、スタジオに行ったの。

―それは断る気満々で行ったんですよね?(笑)

そう。一度顔出せばいいだろうって。向こうは向こうは私を品定めしようとしてたし、私は私は取り敢えず挨拶だけすりゃいいやって。で、学校の帰りに長いスカート引きずって行って(笑)。本当に下から上までじろじろ見られて、「ああ、ホント女バンドって厭だな」って思いながらぱっと見たら、そこでドラム叩いてたのが、バイト先が一緒だった子なの。

―ああ、アルバイトもなさってたんですね。

うん、ちょっと吃驚するような場所で(笑)。

―……ファストフード?

そうそう(笑)。うちは遅い時間に帰ってもあまり怒られない家だったから、夜のシフトで。そのドラムの子もバンドやってるから同じ時間帯で、いつもカウンターに立って音楽の話をしてて。私はマキさんのコピーしかしない、向こうは洋楽しか聴かないって、「接点ないねー」って言ってた相手がスタジオにいて。で、帰る方向一緒だから、電車の中で「やろうよ」って言われて。まあ、知ってる人だし、この人は意地悪しないからって(笑)。


―寺田さんが加入する前のそのバンドはどういうことをやっていたんですか?

プログレ。ブリティッシュ・ハードロックとか、プログレッシヴ・ロックで、変拍子バリバリで。マキさんの曲っていうのは起承転結があるようなものも多いから、私はあまり違和感なかったけど。ただ、英詩を覚えるのが大変で。最初にやらされたのはブラック・サバスだったかな。コンテストに出るぞって言われて。

―YAMAHAのEAST-WESTですか。

そうそう。当時一緒だったのはサンプラザ(中野)とか。うじき(つよし)くんもそうだし。シャネルズもそうだし。いっぱいいたよね。

―コンテストに出るっていうのは、今までに受けてきたオーディションと感覚的には同じなんですか?

そうだね。そんなに変わらないけど、取り敢えず出たら勝ちたいとずっと思っていたから。女だけっていっても、レディース大会っていうのがあったから、女だということで人目を引けるわけじゃないし。みんな可愛いじゃん。だから絶対に可愛くはやらないって。ミニスカートとかヒラヒラとか、ハマトラとか、パンタロンとか流行ってたから、そういうふうにはならないって髪切って。

―メンバー全員そんな感じだったんですか?

うん、そのバンドってスカート禁止って言われたから。売りは音楽性であってビジュアルじゃないからって。パンツちらちらさせて男に媚びてるようなバンドは絶対に長続きしないから、ひたすら練習と、ステージではスカートはかないって。

―そこまで拘っちゃうのも逆に凄いですね。

私は窮屈だったねえ(笑)。

―他にも禁止事項があるんですか?

うん、対バンする男の人と喋ってはいけないとか(笑)。いつも衝立みたいなの置かれて「恵子は奥行ってなさい」って(笑)。「うわ、またか」って思ってた。友だちが欲しいよぉって。

―じゃあ、折角バンド始めたのに、バンドお友だちみたいなのは増えないんですね。

増えない。全くいなかったもん。ライヴやっても打ち上げもしないし、ライヴやって貰ったお金は全部スタジオ代に換わってたから。本当に真面目。音楽に対しては吃驚するくらい真面目だよね。
コンテストのときは2曲しかなかったから、入って3か月後にはコンテストに出るっていうんでひたすらその2曲だけ練習して。それ以降は私が入る前からやってた曲とか、新曲作るためにスタジオ入ったりして、やっとライヴが出来るようになってライヴハウスに出るようになって。

―どのあたりに出ていらしたんですか?

殆ど千葉。あとは四谷のフォーバレーとか。あとは鹿鳴館。コンテストで賞もらってからは地方からも声がかかるようになって。予選のゲストに呼ばれたり。

―コンテストで最優秀賞も取って、このまま歌で食べていけると思わなかったんですか?

思わない。

―堅実ですね。

思わないっていうか、どうせバンドは取ってもらえないと思ってたし。

―でも、ヴォーカリスト賞も取ってらっしゃいますよね。

決して上手くはないけど、凛として歌ったのがよかったのかも(笑)。多分今までいなかったタイプだったんでしょうね、その当時は。

―毎日スタジオ入ってたせいで声潰してしまったんですか?


それもあるし、潰したかったっていうのもあるから、一杯引っかけて(笑)。もう時効だから言っちゃうけど(笑)。

 
―コンテスト出て、直ぐデビューには繋がりませんでしたよね。その間はきつくなかったですか?

全然。私はね、コンテスト出た年にひとりでオーディション受けに行ってるの。そこで受かっちゃえばひとりでデビューしようと思ってたから(笑)。その当時は全員が全員プロになりたいってメンバーじゃなかったし。

―それだけ時間とエネルギーを費やしていたのにですか?

うん。ただコンテストに出て賞が欲しいって思ってる人もいて。私はとにかくプロプロって思ってたから、「みんなでプロになろうよ」じゃなくて「私は自分で何か探さなきゃ」って。で、オーディションに落ちたとき、私にはバンドしかない、「みんなでプロになろうよ」って(笑)。2年連続でコンテスト出て、グランプリも貰っちゃったから次の年はもう出られないでしょ。だからとにかくいろんな経験をしたくてライヴ活動をしようって。暫くライヴ活動をしてて、その間にデビューの話も来てたんだけど、それが全部ソロだったので全部断って。
それで、バンドでどこかデビューさせてくれないかなって思ってたときに、練習してた楽器屋さんがプロダクションを作ってくれて、デビューさせてやるって。

―その間にメンバーも変わっていったわけですか。

そう。グランプリ取って満足してやめた人もいるし、結婚した人もいたし。普通に就職した人もいるし。そうやってひとりずつ変わっていって。


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Keiko Terada official Site:  http://www.masterworks.co.jp/KeikoTerada/
SHOW-YA official Site:  http://www.show-ya.jp/
 
寺田恵子
7月27日、千葉県出身。
1985年SHOW-YAでデビュー。結成20周年の今年、オリジナルメンバーにて再結成。

SHOW-YA
VOCAL 寺田恵子
KEYBOARD  中村美紀
DRUMS 角田美喜
BASS 仙波さとみ
GUITAR 五十嵐美貴


CD Information
Wonderground
2003.3.26 Release
MOCR-3009
1. Together(Prologue)
2. 赤い花
3. ずっとずっと
4. Birds of Love
5. Daybreaker
6. 冷たい月
7. FLOWER
8. ショートピース
9. STAYBACK
10. 雨のうた
11. Together(Epilogue)

Live Infomation
SHOW-YA デビュー20周年 再結成コンサート
『SHOW-YA 大復活祭』

日時:2005年10月23日(日)
開場:4:30 PM/開演:5:30 PM
会場:東京NHKホール
チケット:前売全席指定
SS席\12,600/S席\8,925/A席\6,825(税込)
一般発売日:9/3(土)10:00 AM〜
プレイガイド
チケットぴあ:0570-02-9999
0570-02-9966【Pコード 204-915】
ローソンチケット:0570-06-3003(予約専用)【Lコード 34703】
0570-00-0777(お問い合わせ)
CNプレイガイド :03-5802-9999
e+(イープラス): http://eee.eplus.co.jp/

*会場での託児サービス、地方からのバスツアーを実施します!

コンサートに関するお問い合わせ先:
http://www.show-ya.jp/

SHOW-YAリリース情報
◎CDリリース作品 10作品
発売日:8/31/2005 
価格:\2,000(税込)
・MASQUERADE SHOW
・QUEENDOM
・WAYS
・TRADE LAST
・IMMIGRATION
・TURN OVER(LIVE)
・GLAMOUR
・Outerlimits
・HARD WAY
・HARD WAY TOUR 1991(LIVE)

*10月5日には、メンバー選曲によるベストアルバム&P-VTR DVD
(未発表テイク収録予定)をリリース

◎DVDリリース作品 5作品
発売日:9/14/2005 
価格:\2,500(税込)
・DATE LINE
・ROLLIN' WORLD
・1990 BUDOKAN -REACH FOR THE WORLD-
・DISTANCE -ON THEIR WAY- 1990 IN L.A.
・HARD WAY TOUR 1991

interview : t_i n
photograph : YUKI
 
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